和弘食品
2020年の主力銘柄の和弘食品について
ラーメンスープの中堅で、2012年に社運をかけて北米進出を果たしている。2015年からロスアンゼルスの11億円かけた工場が稼働開始し、順調に稼働率が向上している。
米国事業の売上、営業利益の推移は以下のとおり
売上(百万円)
15年
16年 62
17年 276
18年 569
19年 893
20年3Q 852
営業利益
15年
16年△480
17年△283
18年△174
19年△46
20年3Q △14
これをプロットすると、固定費一定として線形近似すると、原価率が62%、固定費390百万円となり、損益分岐点の売上が1013百万円と計算される。
20年3Qで売り上げが852百万なので、少なく見積もっても1250百万は売上いくと思われる。このとき85百万の黒字になると予想される。今後米国事業の売上が年間30%のペースで伸びれば、23年に売上27憶、営業利益6.6憶円となり、国内事業と合わせて営業利益10憶程度、純利益6憶程度になると思われる。PER15倍まで買われれば、時価総額90憶円で、現在の時価総額38憶円から2倍狙えるかな。